我が愛車ZC33S(1型)ですが納車から3年以上経ちました。
距離にして4.2万km走りましたが、ここまでの感想を述べたいと思います。
購入を考えている方のご参考になれば幸いです。
なおレビューは1年ごとに書いていますので、その変遷もご参考にしてください。
1, 2年目レビューは下記をご参照ください。
良い点
1. 燃費むっちゃいい(3回目)
これは毎年言っていますねw
やはり揺るぎないです。
タイヤを純正より10 mm太くしたせいかやや下がってしまったものの、いまだに安定して平均13-14 km/Lは叩き出しています。
高速・バイパスは20 km/l弱行きます。
スポーツモデルに乗っていてそんなことを気にするのは野暮という意見もありますが、サラリーマン走り屋にとっては超重要なポイントです。
2. 小改造でグッと良くなる外観
昨年は飽きないデザインでいいと言っていましたが、やはり台数も出ている車ですので他のドライバーと差別化したくなるものです。
そこでエンブレムとホイール交換を行いましたが、見違えるようにかっこよくなりました。
まずエンブレムは直塗装でマットブラックにしました。
定番ではありますが、やはりSUZUKIエンブレムはマットブラックに限ります。
特にシルバーとの相性は抜群です。
ちなみに塗装の方法は以下にまとめていますが非常に簡単です。
既製品をぼったくり価格で買うくらいなら、直塗装して愛車への愛着形成をしましょう!
また賛否両論のホイールですが、タイヤ交換を機に思い切って交換してしまいました。
外観というより純正サイズでは選択肢が限られてしまうのが嫌で交換したのですが、これが大正解でした。
rays wheels 57 transcend が黒いエンブレムと相まってとても精悍なイメージに生まれ変わりました。
純正車高ですが低くなったようにも見えます。
このようにZC33Sが少し手を入れるだけでグッとカッコ良くなるのは大好きなポイントです。
3. マフラー交換だけでエンジンが覚醒
純正マフラーは眠くなるほど静かで高回転領域でのふん詰まり感があったため、HKS specLに交換しましたが、これが大正解でした。
まずはサウンドが断然スポーティになります。
やっぱりスポーツカーは音です!
これがなければアがりません。
ヒールアンドトゥのブン!ブン!ブン!これで朝からやる気がみなぎってきます。
さらに音だけでなく高回転領域での糞詰まり感がなくなり、レブリミットまで淀みなく回るようになりました。
最近の車はマフラー交換ごときで大して変わらないというのが定説ですが、この車、このマフラーに関しては当てはまらないような気がします。
不満な点
1. タイヤ高い!
これは声を大にして言いたいです!
正直これはZC33S買って以来一番ガッカリしたポイントです。
「え、スイスポごときの細いタイヤでそんなする?」
と思う方もいるかもしれません。
私もそうでしたが、実際スッゲー高いです。
理由は195/45/R17というありそうでない特殊なサイズに起因します。
純正コンチネンタルをディーラーで見積もると驚きの15万弱でした。
詳細は下記エントリにまとめていますが、高コスパなタイヤを選定するには色々苦労する車です。
2. ちょっとしたガタ
大きな不具合は皆無と言ってもいいです。
エンジン、足回り、駆動系いずれも良好です。
しかしながら細々した不具合は既に現れています。
例えばミラーの開閉不良です。
ZC33Sはエンジン始動で勝手にミラーが開放されますが、もはや50%くらいの確率で右だけ半開きです。
この場合は手で無理くり広げるか何回か手動でミラー開閉をするしかありません。
またパワーウインドウも閉まるときにカタカタと苦しそうに閉まるようになりました。
いずれもディーラーに話して、周辺パーツを交換してもらいましたが、改善しませんでした。
やはりこれだけ低コストの車なので見えない部分でコスト削減しているのかなーという印象は拭えません。
まあ機関系や駆動系じゃないだけ良いのですが・・
3. エンカウント率の多さ
これは前回も言及していますが年々上がっていきますねw
それだけ人気があるのは喜ばしいことですが、所有する喜びを減退させる要因にもなっています。
私は少し自分で手を入れることでこれを解消していますが、それでもやはり気になることは多いですね。
今後はできる範囲でさらにオリジナリティを追求していきたいです。
またデメリットとして挙げてしまいましたが、台数の多さは必ずしもデメリットとは限りません。
峠の駐車場で見ず知らずのスイスポオーナーと車談義に花が咲くこともあります。
これは本当に貴重な経験です。
まとめ
というわけで3年目以上たった今もなんだかんだ快適なスイスポライフを送っています。
やはり買って損はない車というのがここまでの印象で、今後この印象は変わらないと確信しています。
残念ながらZC33Sはこれを書いている2022年8月の地点で生産終了がアナウンスされており、新車はオーダーでできなくなっています。
今後は中古車でしかこの車が手に入らないなんて、オーナーとしては悲しい気持ちになります。
こんなに安くて楽しい車をもっと多くの方に乗ってもらいたいからです(エンカウント率高いの嫌とか言っておきながら・・)。
ただし生産終了から4-5年は安くて程度の良い中古車も流通しますし、さらにチューニングノウハウも蓄積することでしょうから、これまで以上にこの車を楽しむ環境が整うとも期待しています。
ぜひ多くの方がこの車で楽しいカーライフを送っていただければ!と願ってなりません。
このブログがあなたの車選びの参考になれば幸いです。