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【ギターのポテンシャルを解放せよ!】テレキャスのピックアップ交換

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素晴らしいテレキャス との出会い

昨年地元の楽器屋さんで素晴らしいテレキャスと出会いました。

品番はわかりませんが、フジゲン(旧ロゴ)のものでアルダーバック+ハワイアンコアトップ+タイムレスティンバーのメイプルネックという木材フェチの私にはたまらないスペックです。

さらにピックガードレスの漢らしい外観が決め手となり、試奏わずか10分で購入となりました。

 

初めは木材スペックと見た目だけで購入を決めましたが、このギターは音もすごくいいんです。

トップ材のコアかタイムレスティンバーメイプルの寄与かわかりませんが、鳴りがよく弾いていて気持ちが良いです。

さらにレスポンスの速さは私が所持しているギター中最速で、これに慣れると他のギターが弾けなくなるような感覚すらあります。

以降私が最も手に取るギターとなりました。

 

そんな愛器ですが欠点がないわけではありません。

一番の欠点は純正ピックアップです。

フロントピックアップはブーミーで全く使い物になりませんし、リアはトレブリー過ぎて耳に痛いです。

せっかくの木材の鳴りをピックアップが台無しにしているような印象が強かったです。

そうとくれば、もちろんやることは一つ。

ピックアップ交換です!

 

ピックアップ選び

ここでピックアップ選びになるわけですが、webでテレキャスニキ達の意見を調べます。

その結果候補は以下に絞られました。

1. SEYMOUR DUNCAN / STL-1 Vintage '54 Tele Bridge

このピックアップはテレキャス界隈では定番中の定番のようですね。

確かにいかにもテレキャスなご機嫌サウンドなのに、ハイがきつすぎずバランスよく出力されていて好印象です。


www.youtube.com

 

2. Fender CS Custom Shop Texas Special Tele

お次はこちらも定番、"テキスペ"です。

かつては私もストラトに載せていたことがあります。

vintage系だけど比較的高出力でミッドが出るというみんな大好きなやつです。


www.youtube.com

 

 

3. Fender Custom Shop '51 Nocaster Tele 

最後はこれです。

こいつはオリジナルテレの音を忠実に再現するために開発されたピックアップで、設計もオリジナルに準拠したものだそうです。

先ほどのテキスペに比べると低出力でヴィンテージ感が強いサウンドです。


www.youtube.com

 
いろいろ迷いましたが、今回はFender Custom Shop '51 Nocasterを選択しました。
というのも私のテレキャスは木材の鳴りが非常に良いため、それを忠実に出力してくれるナチュラルなピックアップを欲していたからです。

 

ピックアップ交換

さあ、早速パーツをamazonから取り寄せて交換します。

またせっかく開腹手術するので電装系も一気にパワーアップしてしまいます。

国産ギターは品質はいいのになぜか電装系だけ手を抜くので全とっかえします。

 

まずはポットですね。

国産ギターあるあるのやっすい謎ポットがついていましたのでCTS製250 kΩにします。

今回は私が好きなBカーブをチョイスしました。

 

次はコンデンサです。

こちらも緑のやっすいヤツが搭載されていましたので定番、オレンジドロップにします。

 

またジャックもswitch craft製にします。

この辺は音質というよりも安心感を買う感じです。

 

また音質にかなり影響する配線類はfender純正ライクなcloth wireを選択しました。

(ピックアップ(Fender Custom Shop '51 Nocaster Tele )の配線もcloth wireでした)

 

 

セレクタースイッチはCRL 3 wayスイッチを選択しました。

ノブは別売りですが、純正品を流用しました。

(穴の径が合わなかったので加工・接着)

 

そしてハンダはkester44です!

音質の違いはわかりませんが、密着力的にこれが一番です。

 

肝心なピックアップはこれです。

amazonfenderストアがあるのが地味に助かります。

 

開封したのが下の写真です。

もう佇まいがカッコよすぎる・・!

箱もかっこいいです。

 

ちなみにこれが摘出した純正(?)ピックアップです。

見るからに安そうです・・

ちなみに出力はリア8.8 kΩ、フロント4.8 kΩでした。

パーツが揃ったらあとはひたすら組みつけです。

やっぱいいパーツにするとかっこいいですね!

気分が上がります!

最終組付けでトラブル発生。

インチ規格のCTSポットがミリ規格のノブにはまらないんです。

ただノブも買うとなると地味に高いので、やすりで調整します。

 

また弦はいつもダダリオの10-46を張っているのですが、Fender系ということでERNIE BALLの09-42にしました。

価格的にもリーズナブルです。

 

感想

どうせ良くなることはわかっていましたが、正直自分の予想以上でした。

今までクソピックアップがどれだけギターのポテンシャルをスポイルしていたかが分かりました。

まずリアはこれぞテレキャスという王道の音なのですが、決してトレブリー過ぎず心地の良いトーンです。

クランチ時の粒の細かい歪みが最高にたまりません。

ボリュームやトーンを絞った時の甘い音も全然使えます!

またフロントも見違えるように良くなりました。

ストラトよりもトレブリーで繊細な音ですが線が細いわけでもなく「使える」音です。

またトーンを絞った時の甘い音は半端じゃなく美しく、ジャズやマイナーブルースを弾きたくなります(弾けないけど)。

さらにリア・フロントのミックスはこれまた唯一無二で、ストラトでは出せないジューシーなサウンドです。

さすがfenderがセット販売しているものだけあって相性がいいです!

 

というわけで大満足なピックアップ交換となりました。

今回改めて思ったのが「fender侮りがたし」ということです。

さすが本家、テレキャス生みの親です。

テレキャスに求められる要素を完全に把握している印象を持ちました。

正直本家テレキャス本体も欲しくなってしまいました・・笑

機材に対する欲求は尽きませんね。