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【どっちを選ぶ?】スイスポとアルトワークスを乗り比べた話。

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我愛車スイスポの運転席側の窓がスムーズに開閉しなくなってしまったので(カタカタする)ディーラー修理に出すことにしました。

まだ保証期限内とのことで、モーターやモール等を無償交換していただけることになりました。

ただし、修理は1日かかるということで代車が出ることになりました。

代車はいつもシルバーのベースグレードの素イフトなのですが・・

 

 

 

まさかのアルトワークスでした!

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街でよく見かける車なので正直気になっていたんですよね。

でもその気になり方というのが決してプラスな気になり方ではなかったです。

  

・見た目ださいなー・・

・S660とかコペンとかならわかるけど、アルトってwww

・”ワークス”とか言ってるけど軽を無理くりスポーツカーっぽくしたエセスポーツカーだろ?

・こんな車買っていじる人はどんな思考回路?もうちょっと予算貯めてスイスポにすればいいのに・・

 

 完全に乗っている方にボコられるような内容ですね。

すみません・・

しかし、今回代車として乗り回して180度見方が変わりました。

アルトワークスくっそ素晴らしい車です!

スイスポに初めて乗った時かそれ以上の感動がありました。

 

素晴らしいポイント1  適切な選択と集中

スズキは基本安い車のメーカーです。

同社が軽規格かつ限られた予算の中で楽しい車を作ろうとした場合、選択と集中が求められます。

アルトワークスはそれが実に適切に行われていると感じました。

 

まずインパネ周りをご覧ください・・

だっさいでしょう?

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申し訳程度にギア周りに貼られたカーボン調シートが控えめにスポーツモデルであることを演出していますが、基本高級感とは無縁の簡素な作りです。

ここは走りにはあまり関係ない部分なんで大胆にコストカットをしたと考えられます。

 

その一方で、見よ!このレカロシートを!

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ちゃんと4点を通せるタイプです。

このロゴだけでも大満足なんですが、ホールド性もとてもいいんです。

正直スイスポ純正よりいいくらいです(あのシートもレカロ製だと聞きますが・・)。

クッションの硬さもスイスポより硬く、かつホールド製もいいのでその気にさせてくれます。

 

そしてギア。

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このシフトフィールが非常にタイトで気持ちいいです。

スコスコ入ります。

これも正直スイスポよりいいです。

スイスポはぐにゃぐにゃ感が強く、シフトカラー を自分で交換したくらいです。

 

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またアクセル、ブレーキ、クラッチペダルは金属製でカッコよく仕上げられています。

やっぱスポーツカーのペダルは金属製でしょう!

それぞれ必要十分な大きさなので、ヒールアンドトゥーもやりやすいです。

 

そしてタイヤ。

なんとPOTENZA RE050Aです!!

気合を感じます。

キャリパーも赤く塗られており、スポーツカーであることを主張しています。

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素晴らしいポイント2 軽とは思えない走り

肝心な走りも最高です。

いや、正直スイスポより面白いとすら思ってしまいました 笑

 

まず動力性能に関してです。

スイスポよりは当然パワーはないですがその辺のコンパクトカーには負けないくらいのトルク感があります。

軽にありがちなウーーーーーーン!とエンジンは頑張っているのに進まねー!という感覚は皆無です。

踏んだ分だけ加速します。

2速全開で踏み抜けば80 kmまでは一瞬で達します。

ただそこからの伸びはありません。

まあ660 ccなんでこれ以上求めるのが野暮ってものです。

 

で、一番驚いたのがコーナリング性能です。

代車ながら山道を少し元気に走ってみたのですが爽快感抜群でした!

 

まず私が乗ったのはFFタイプなので車重が670 kgしかありません。

そんな超軽量車なのでコーナーに突っ込んだ時の遠心力が小さく、4輪がしっかりとグリップしてオンザレールで曲がれます。

FF車に有りがちな「思ったラインを描きづらい感」も感じませんでした。

足も比較的タイトなセッティングになっているため嫌なロールは感じません。

シートのホールド性もあって、コーナー旋回中の人馬一体感がめっちゃ心地いいです!

アクセル、ブレーキ、クラッチペダルの位置関係も私にはちょうどよく、ヒールアンドトゥーもキめやすいです。

とにかくコーナリング中の快感はスイスポ以上でした。

「軽い」は正義ですね!

 

 

素晴らしいポイント3 コスパ、実用性、ランニングコスト

こんなすげー走りの車なら200万はくだらないのでは?と思っていましたが、新車価格が150-180万のようです。

信じられん・・・!

新車価格250万のスイスポを買うならアルトワークスを買って60-80万くらいの予算でタービン交換、コンピューター、ホイール、タイヤ、足回りまでフルチューンするのもアリな気がします。 

 

また利便性もしっかり確保されています。

isofixも搭載されているため、子持ち走り屋の方も安心です。

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私ならRECAROチャイルドシートにしたかもしれません。

またトランクスペースも広いため、ベビーカーなども横にすれば積めると思います。

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つまり走れて、使える車だということですね。

 

さらにこの車はランニングコストの面でも優れています。

まず軽なので税金が安いです。

さらにこの車はレギュラー仕様でかつ燃費も普通に走れば15 km/Lはでます!

最高ですね・・!

 

まとめ

アルトワークスはめちゃくちゃ楽しくて、安くて、利便性にも優れた車です!

軽だからと言って馬鹿にしている方は是非一度乗ってワインディングをドライブしてもらいたいです。

 

本当にこんなご時世にもかかわらず、少ない小遣いのサラリーマンにも走る喜びを提供しようとするスズキの愛を感じます(妄想かもしれませんが)。

これはスイスポを初めて運転したときにも思ったことですが、アルトワークスの方がそれをもっと感じます。

 

たまにアルトワークスTE37とハイグリップタイヤを履かせて、マフラー車高調など一通り手を入れている車を見かけるのですが、「なんてもったいないことするんだ。あんな車いじるくらいなら86かスイスポ買えよー」とか思っていましたが、私は愚かでした。

今ならオーナーの気持ちがわかります。

 

明日この台車とはお別れですがスイスポの次に考えてもいいかもしれないな・・と思い始めています。

ま、スイスポも大好きなんですけどね!

 

www.kabebashiri.com

 

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