本エントリーでは私がスイフトスポーツ(ZC33S)にて履いているKUMHO ECSTA PS71のレビューを行いたいと思います。
KUMHO ECSTA PS71とは
韓国のタイヤメーカークムホが生産するスポーツカジュアルタイヤです。
ウェット性能を重視したタイヤで、高いグリップ性能と静粛性等のコンフォート性の両立を目指したタイヤです。
そしてなんと言ってもポイントは安いということです。
スイスポ純正のコンチネンタルスポーツコンタクト5は一本2万円以上ですが、本タイヤは1万以下で購入できることもある激安タイヤです。
なぜ私が選んだか
理由はありません。
たまたま中古購入したホイールに組んであったものです・・
ぶっちゃけアジアメーカーに強い抵抗があったので、定番の国産タイヤに組み直そうか迷いましたが、あまりにも割高だったことから履き続けることを選択しました。
なおスイスポのタイヤ選びに関しては下記エントリーにまとめています。
感想
グリップ力
純正よりも太さが10 mm太くなったことが大きいと考えられますが、グリップ性能が高くなり純正よりも向上しました。
まずホイールスピンがなくなりました。
純正タイヤではロケットスタート(5000回転くらいまで回した状態でクラッチをいきなり繋ぐ)時や雨の日の2速全開時にホイルスピンがかなり酷かったです。
しかしながら、PS71にしてからはこれがごく短時間で収束するようになりました。
またタイヤの剛性も高いようで、ワインディングを元気に走ってもタイヤが横にたわんで、ステアリング操作に対して応答が遅れるような感触もありません。
とても走っていて気持ちが良いです。
さらに高速道路における直進安定性も高いと感じました。
私はよく旧東名を走りますが、道路の凹凸でタイヤが取られるような嫌な感覚が軽減したと思います。
燃費
これは残念ながら悪化しました。
平均燃費が14.3から13.3まで低下しました。
おそらくタイヤ太さが10 mm増したことによる転がり抵抗増加の影響と考えられます。
ここはグリップ力とトレードオフだと思われますので、私は気にしません。
耐久性
特に減りが早い、パンク、表面割れなどの不具合はありません。
国産タイヤとほぼ同じ感覚です。
結論
結論としてはKUMHO ECSTA PS71は街乗り+たまーに峠を元気よく走るレベルならまず問題ない性能と断言できます。
燃費性能は確実に低下しますが、純正コンチネンタルの燃費性能が高いこと、太さの差もあるので仕方のないことと考えられます。
いずれにしても純正の半分以下でこの性能は驚異的です。
もしコスパに優れるタイヤをお探しの方には選択肢の一つとして一考の価値ありです!