私はミニマリストです。
最低限のモノで生活が回っていることに快感を覚える軽度の変態野郎です。
よって必要のないものは捨て、少数精鋭のアイテムしか持たないよう心がけています。
そんな私がこれまで手をつけられなかったのがギター機材です。
それぞれの機材に思い入れがありますし、コレクションでもあるからです。
でも実際に使っているのは全体の10%だったり、使っても1年に1度なんてこともザラです。
これはミニマリスト的に絶対に許せない状況です。
私は心を鬼にして断捨離を決行することとしました。
その記録をここに記します。
早速断捨離していきます。
エフェクター・アンシミュ
Fractal Audio System Axe FX2
ご存知万能アンシミュ&マルチエフェクター です。
控えめに言って最強機材です。
これを捨てるなんてあり得ません。
3に乗り換えたいと思うことはありますが。
よってキープです。
Ibanez TS-9
→みんな大好き定番オーバードライブ、ブースターです。
私は主にブースターとしてソロ時に使用する欠かせないペダルでしたが、実はAxeに入っています。
音も聴き比べしましたが全くわかりませんでした・・
よって不要です。
断捨離!
AC booster
→みんな大好き定番オーバードライブ、ブースターです。
実はAxeに入っています。
音も(以下同文
Suhr Riot
→ジャズコをメタルアンプに変えるためだけに購入した定番ディストーションペダルです。音は正直最高です。
が、これもAxeにry
Tc electoronic Flashback x4
TC歴代の名機ディレイが多数入っているディレイペダルになります。
ルーパーが入っていたり、エディターで自分好みに設定をいじれたりなかなか多機能なペダルです。
ただしaxeは2290に代表されるTCのディレイも入っていますのでぶっちゃけ不要です。
断捨離!
Tc electoronic G-major2
Flashbackに入っているようなディレイに加え、コーラスやエコーなど空間系、モジュレーシション系、そしてワーミーやワウまで歪系以外ならなんでも入っているラックです。
正直それぞれのエフェクターのクオリティはAxeより高いと思います。
ただし少し古い機種なのでUSBではなくmidi接続だったりして、とにかくエディットがやりにくいです。
axeとの連携も面倒なことこの上ないので断捨離します。
Crybaby GCB-95
定番ワウペダルです。
トゥルーバイパス改造済みです。
これもAxeに入っているので断捨離ですね。
ヤマハTHR-5
ちょっとした練習とインテリアにいいかなと思って買いました。
筐体は軽量小型で音もかなりいいのですが、Axeを購入してから完全にインテリアに成り下がっていました。
よって断捨離です。
キャビネット
Orange PPC212OB
ライブのために購入したキャビになります。
決めては私が好きなVintage30搭載であることと、お洒落でモテそうな見た目です。
しかしながらこの年になると、このキャビを車でライブ会場に運んでおろして、また積んで帰る・・という苦行はもうあまりしたくありません。
ライブハウスの機材に合わせた音作りをあらかじめしておけばいいだけのことです。
よって断捨離です!
Midiコントローラー
Morningstar MC8
もうこのブログでゴリ押ししているMidiコンです。
こいつなしではAxeをいじれないので当然キープです。
ギター
Fender Jagstang
Nirvanaのカートコバーンモデルです。
ギターを辞めた友人から1万円で購入しましたが、全く弾きませんでした。
というか当の本人も弾いていなかったギターだとか・・
ショートスケールで弾きやすいですが、色々中途半端なギターでうーん・・・という感じでした。
断捨離です。
Fender Stratocaster
ヤフオク&メルカリで集めたパーツを寄せ集めたギターで、完全見た目重視で作りました。
最近は弾く機会がめっきり減っていました。
自分の作ったギターの価値がどれくらいあるのかというのも興味あったので売却することにしました。
Gibson Les Paul Studio改(2004)
DIYでフル改造したギターです。
このギターはギター人生初期に購入したもので、かなり思い入れの強いギターした。
しかしながら心機一転新しいギター人生を送るため、売却することとしました。
ちなみにギターをまだ初めたばかりという学生さんが初めてのギブソンとして買ってくれました。
なんだか心がほっこりしました。
Gibson Les Paul Standard(1998)
社会人になってStudioではないGibson Les Paulを弾きたいと思って購入した一本です。
購入当時はフレットのすり合わせも悪く、ハイポジの音詰まりが酷かったのですが、自分ですり合わせを行ってからは最高のギターになりました。
リアの食いつくようなバイト感と枯れトーン、そしてフロントのウーマントーンと、弾いていてつくづく幸福を感じるギターです。
一瞬の音の良さならシングルの方が良かったりするのですが、レスポールのハムの音は本当に飽きません。
不思議です。
おっさんになった私には一番落ち着くギターです。
よってキープです!
Washburn MG-701
SSH+非フロイドのギターが欲しくなって購入したものです。
音は安ギターとは思えない素晴らしいものでしたが、如何せん作りが荒く、見るたびにゲンナリすることが多かったです。
よって断捨離。
Schecter SD2
学生時代に海○王に憧れて買ったギターです。
本人はこんなパチモンではなくTom Andersonを使用しています。
HSH+フロイド+24Fといういかにもテクニカル系なギターですが、ネックは太めで弾き難かったです。
また3弦12fがデッドポイントでこのポジションを弾くたびにテンションの下がるギターでした。
このことを購入した島○楽器に行ったところ5本も用意してくれ、どれでも好きなものと交換しますと言われたのですが、どれもデッドポイントだったという珍事がありました。
豪華な見た目ですが表に貼っているキルテッドメイプルも0.5 mmほどの突き板ですし、ピックアップのザグリもお弁当箱、そのくせ新品で15万ほどとかなりユーザーを馬鹿にした仕様です。
なんの躊躇もなく売却しました。
(じゃあなんで今まで持っていたという話)
Ibanez J-custom
Steve Vaiにハマっていた時期にIbanezのコンポーネント系が欲しいと思い、購入した一本です。
こいつは材も音も作りも一級品で、中古で8万で購入できたことが嘘みたいなギターでした。
そのため練習やライブに大活躍したのですが、いつしかテクニカル系に興味がなくなってしまい、あまり手に取らないギターになってしまいました。
よって売却です。
断捨離後
機材整理の結果下記写真のような結果になりました。
機材が減ったメリットとしては無駄な機材選びの時間が減ったため、より音楽に集中できるようになったことです。
今までは選択肢があったため、あれこれ手を出しているうちに練習できずに終わるということがありましたがそれがなくなりました。
デメリットはほぼありません。
断捨離直後はちょっぴり寂しかったりもしたのですが、数日でそれもなくなりました。
現在これ以外の機材は一切持っていませんが、これでスタジオ練習、ライブ、全部OKです。
最小限の商売道具でしっかり仕事ができるって本当に最高です!
あなたもミニマリストギタリストになってみませんか?