仕事の相棒M590
私が仕事で愛用しているマウスはLogicoolのM590です。
このマウスを選んだ理由はFlow機能(2台のPCにそれぞれBluetooth接続することで両者の行き来はもちろんのことコピペもできる)と使い心地です。
特に使い心地は最高です。
グリップ感もいいですしクリックの静音性も素晴らしいです。
自分は技術系なので実験で得られたテキストデータを
Excelでドラッグ&コピペするという生産性が極めて低い作業があるのですが
こういう作業には非常に向いているマウスだと思います。
M590不調・・・
しかし先日海外出張から帰ってきた頃から不調となりました。
左クリックの反応が悪いのです。
イメージ的にはこれまで半クラでも反応していた左クリックが
床までアクセル全開状態でないと反応しなくなってしまったのです。
初めは中に埃が入って何らかの機構を邪魔してるんだろーと思い
エアーガンでブローしたのですが改善されず・・
これは単純に左クリックの下にあるであろうスイッチの故障と判断し、交換作業を実施しました。
本エントリではその方法を詳しく解説しましたのでご参考になればと思います。
なお交換にあたっては以下商品を利用しました。
修理
1. 裏蓋オープン
何はともあれ裏蓋を開けます。
電池とUSB受信機が入っていますがとりあえずこいつらを外します。
すると受信機の下にビスが現れますのでこいつをプラスドライバーで抜きます。
2. 裏のパーツを取る
写真のように裏のパーツを摘んで上面のパーツと分離します。
↓
3. 基盤固定ネジ3本+ホイールを取る
基盤と下パーツを固定するネジ3本取ります。
ホイールは写真のように精密ドライバーのマイナスでコジってとります。
あとは基盤を引っ張れば下パーツと分離できます。
この際電池のプラス、マイナス極もついてきますので折らないように注意しましょう。
4. 左クリックボタンを取って新品に交換
ハンダゴテとはんだ吸収ツールをつかって左クリックボタンを外します。
基盤の導通が壊れると大変なのでここは時間をかけてやりましょう。
あとは新品をつけてはんだ付けして終了です。
結果
修理の結果新品当時のレスポンスが戻ってきました。
新しいマウスを買うより断然安く済んだのでやってよかったです。
同じような状況の方の参考になれば幸いです。