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技術系転職一次面接で大事なことはたった一つ。

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先日初めての転職面接を受けました。

大手自動車メーカーです。

まあ結果としては落ちたんですが・・

非常に学びのある面接でした。

 

私が今回の面接で得た教訓は

転職面接で伝えなきゃならないことは

自分がその会社が求める技術やスキルを持っていて、活躍できます。

ということだけだけで、それ以外はぶっちゃけおまけにすぎないということです。

 

いや、そんなの常識でしょ?と思われるかもしれませんが、頭の悪い私はこれが全くわかっていませんでした。

 

 

 

実際に技術面接で聞かれたことを記します。

面接官は部長級の方と課長級の方二名でした。

 

質問内容は以下の通りでした。

 

自己紹介

我が社に貢献できること

今までの業務で困ったこと、そしてどう乗り越えたか

職務経歴確認

上記職務経歴の中で技術的な質問が2−3個

志望動機

海外経験

ずっとこの街に住むのか?

併願企業はあるか?

逆質問

 

正直上記質問の中で「我が社に貢献できること」これが最も一番大事な質問でした。

私はこの質問最後の方に来ると思っていたので、急に来たことによる動揺でうまく答えることはできませんでした。

私が面接官だとしてもなるべく短時間で、その人が使えるやつかどうかを見極めたいので、この質問を最初にしてふるいにかけるな、と思います。

本来ならば「今御社が求めている〇〇のスキルを私は有しているので活躍できます」と冒頭で伝え、その後の職務経歴で具体例を示すという流れが良かったと思います。

 

その後の職務経歴ではエンジンが暖まってきたこともあって、比較的スムーズに伝えることができました。

現職で自分独自の研究としてやっていたことが、まさにその会社でこれからやろうとしていることだったので、そこは結構話が盛り上がりました。

また最後の逆質問でも現職では〇〇で悩んでいるのですが、御社ではいかがでしょうか?と聞いたところ、全く同じ悩みを抱えていて、かなり盛り上がりました。

このように最後には盛り上がりは演出して終わることができたのですが、やはり冒頭の質問で簡潔に自分のスキルをアピールできなかったことは痛かった印象でした。

 

ちなみにその後の人事面接は気が抜けるほどゆるふわなものでした。

質問内容は以下の通りでした。

 

志望動機

この街に永住するか

併願状況

残業時間

車談議

肝心な人事面接的な内容はほぼ10 minで終了し、最後は車談議でしたw

人事面接の質問も「人事に聞けっていわれているので・・・」と前置きした上で聞いてくることが多く、緊張感はゼロでした。

その方は元エンジン開発を行っていたエンジニアかつ現役でレース活動を行っていとのことで、技術の話、チューニングの話で盛り上がりました。

 

最後に人事担当者と会話する機会があったのですが、

「受けてみた感想はいかがですか?」

と聞かれたので

「技術系の方も人事の方もすごくフランクで話しやすかった。志望動機とか学生の時に聞かれたことはあまり聞かれなくて意外でした」

というと

「そうなんです。中途の場合は即戦力を求めているので技術選考重視です。新卒の面接では自己PRなんかも重視するんですが・・

と仰っていました。

 

 

もちろん会社によっても異なるんでしょうが、これ、真理だなぁと思いました。

正直志望動機なんてほぼ8割の人が収入あげたい、仕事内容変えたい、上司が変えたい等のありふれたものだと思います。

それをさもそれっぽく面接向けにお化粧して発表することに意味などありません。

よってその人のスキル面だけ見るというのは理にかなっています。 

とりあえず技術系転職面接の本質が見えたので次への対策は立てやすくなりました。

 

 

おまけですがたとえ落ちたとしても転職面接を受けるメリットが色々あるなと思いました。

 

①他の企業の技術者と技術系トークができる楽しさ

受ける会社にもよると思いますが、ぶっちゃけ楽しかったです。

もう合否など関係なく謎の達成感がありました。

技術系面談では規模の違う2つの会社(私の会社の方がしょぼい)が共通の悩みを抱えているということがわかり、面接ということを忘れて盛り上がりました。

付き合いのある企業でなければこのような会話をする機会は皆無に等しいので、非常に貴重な経験ができました。

 

②自分の技術者としての市場価値が見える

面接前の準備ではこれまでの業務の棚卸しをします。

そして転職先でも再現可能そうな職務経歴を相手に伝えます。

10年も同じ会社に努めているといろいろな職務経歴がありますが、他社にも再現性のあるものとなると意外と数は絞られます。

例えばその会社でしか使っていないような書類の作成スキルなどはアピール度ゼロです。

一方、特許の取得経験やその会社でも使っている試験規格での評価経験等は評価されます。

こうした視点で分析すると自分の技術者としての市場価値が見えてきます。

それと同時に市場価値を意識しながら仕事をすることの大事さが分かります。

 

これは最近読んだ転職の思考法にも書かれていました。

 

 

ほろ苦い転職面接デビューとなりましたが、次に繋がる貴重な体験ができ、大満足です。

ポジティブな気持ちで次にいきます!