レスポールからストラトに持ち替えた時の違和感
私のパーツを寄せ集めて作ったストラトですが、音はいいもののとっても弾きにくく感じていました。
というのも私は普段レスポールを使用することが多いのですが、このストラトに持ち替えると、とにかく弦移動を伴うフレーズが弾き難くてなりませんでした。
それもそのはず、このストラトは弦間ピッチが11.3でレスポールは10.5だからです。
そこでこの度ブリッジ変更を実施しました。
導入したのは安心と信頼のGOTOH製NS510TS-FE2です。
このブリッジを選定した理由は6点支持のギターにポン付けできる10.5ピッチのブリッジだからです。
意外と6点支持で10.5というのはGOTOH以外の大手メーカーではお目にかかれない希少スペックです。
GOTOHから出ているのであればもう選ばない理由はないというわけです。
取り付け
作業としては基本元ついていたものと入れ替えるだけです。
まずは純正fenderブリッジを取り外します。
こうしてみるとヤレ感が渋いですね・・
であとはポン付けです。
と言いたいところですが、私の場合はできませんでした。
このストラトはFender Japanのボディを使用していますが、ブリッジのトレモロアームの固定ナットがボディと干渉しました。
(写真黄色線のあたり)
おそらくどのストラトでも起きる事象なのではないでしょうか。
私の場合は下写真のようにカッターで少し削りました。
(このギターはもともとブルーだったようですね・・)
削り終わったところ。
やっと取り付けすることができました。
完成!
感想
取り付け後に感じたのは当たり前なのですが弾きやすいということです。
弦間ピッチが0.8 mmも変わった効果は絶大です。
弦移動時の違和感はかなり軽減されました。
また弦落ちもし難くなりました。
音質はfender純正に比べて実に落ち着いた音になりました。
決してもこもこしているというわけではないのですが、暴れたトレブリーな音質からまとまりのあるミッドに寄った音に変化しました。
またサステインも若干伸びたように思います。
人によってはFender純正の暴れている感じがなくなって寂しく思うかもしれませんが、私は弾きやすいことの方が大事なので全然気になりませんでした。
ということでこの改造は非常にありだと感じました。
ストラト原理主義じゃない方は絶対に変えるべきだとも思います!