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【Axe-FxⅡ XL+】Axeで終わった機材探しの旅。

ギターの機材探し・・・迷いますよね・・。

男の真空管アンプでいくか、アンシミュでいくか、昔ながらのラックシステムを組むか・・

選択肢は無限大です。

でも私は最近やっとそれが終わりました

そう、Axe-FxⅡに出会ってね。

そんな私がAxeを選んだ理由をご紹介します。

ご参考になれば幸いです。

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私が購入に至った経緯と現在の使い方についてご紹介します。

参考になれば幸いです。

 

Line6 Pod x3 Live

当時、音質・使い勝手においてこの機材の右に出るものはほぼなかったと思われます。

私の場合は家ではヘッドフォン、スタジオライブではジャズコに入力して音出ししていました。

真空管アンプのような気持ち良さはないものの、70-75点くらいの音を安定して出せるとても信頼できる機材でした。

 

そんな私が社会人になって同期とバンドを組んだ時のことです。

ツインギターの相方が初代Axeを持っていたのです。

その音色に私はハンマーで後頭部を殴られたような衝撃を受けました。

「え・・・実機?」

彼はAxe+真空管パワー・アンプで実機さながらの素晴らしい音色を奏でていました。

私の持っているPod X3から出る音が酷く安っぽく感じられたのを今でも覚えています。

すぐに私も欲しくなりましたが、オ○ダインターナショナルのぼったくり価格で30万弱もすることが分かったため断念しました。

 

「なんとかpodX3でAxeの音を出せないものか・・」

ここから私の懸命の悪あがきが始まりました。

POD+真空管パワーアンプ

まずは真空管パワー・アンプを導入することにしました。

当然VHT等買う余裕もなかったためお安い機材を死にもの狂いで探しました。

そしてCarvin TS-100に行き当たりました。

https://www.soundhouse.co.jp/news/detail?NewsNo=3833

このパワー・アンプは2ch仕様でそれぞれ別々の真空管をセットできます。

私は1chをEL34、2chを6L6にしてそれぞれマーシャル系、ブギー系のモデリングに使用することとしました。

このパワー・アンプの効果は絶大で、安っぽかったpodサウンドがワンランク上の実機ライクな音に変化しました。

特にピッキングに対するダイナミクスがよりリアルになった感じです。

「これ意外とAxe超えできるんじゃね?」

 淡い希望が生まれました。

 POD+真空管パワーアンプ+キャビ

追い討ちをかけるようにキャビネットも買いました。

癖がなくて最も一般的なスピーカーであるcelestion Vintage30を搭載して、運搬性のいい2発キャビを探しました。

見た目の可愛さもあってOrange PPC212を選択しました。

その結果音質は飛躍的によくなりました。

実機を100とすると85-90くらいの音が手に入りました。

 

私はこのセットアップでスタジオ練習に行くことにしました。

「これでAxeと並んだな・・」そうほくそ笑んでいたのですが・・

 

甘かったです。

 

その日の練習ではGLAYのwinter againを練習しました(当時は懐メロバンドを組んでいました)。


GLAY / Winter, again

相方の彼はAxeでHISASHIのコーラスとトレモロがかかった美しいクリーントーンを奏でていました。

頭の中に北海道の雪原が浮かびました。

また挙げ句の果てにギガディレイまで完璧に再現していました。

頭の中に吹雪が吹き荒れました。

それに対してpodの空間系はどうでしょう。

雰囲気がない事務的な音しかでません。

「コーラスですよー、これはディレイですよー」という感じです・・

これではAxeに勝てません。

 POD+真空管パワーアンプ+キャビ+G Major

そこで私は空間系を強化することとしました。

空間系機材を探すと必ず出てくるキーワードがありました。

TC electronic G-Forceです。

空間系ラック最高峰としてプロでの愛用者も多い名器です。

しかしこんなもの私には買えませんし、使いこなせるとも思いません。

もう少し手軽なものはないかと思って探したところ同じくTC製のG-major2に行き当たりました。

この機材はG-force譲りの空間系エフェクトとワーミーやワウ等も搭載するラックです。

値段も新品で4万程度と良心的だったため即購入を決断しました。

G-majorはpod x3のフットスイッチとmidiで同期し、空間系はpodをキャンセルし、全てGmajor2のものを使用しました。

するとどうでしょう・・全然違います!

何気ないアナログコーラスをかけたクリーンアルペジオを奏でると頭の中に雪原が現れます!

私はAxeに並んだと確信しました。

 

私は再びバンド練習に機材を持ち込みました。

この時の練習ではAxe使いの相方にも音がめちゃめちゃいい!と褒められました。

私は心の中でガッツポーズしました。

また「gmajor 2のワーミーの精度はAxeよりも高い、コーラスやディレイもg major2の方が綺麗で羨ましい」とすら言われました。

 

「ついに安い機材でAxeに並んだ・・」

 

もちろんリップサービスもあったと思いますが感無量でした。

 しかしながら数ヶ月後、長年の酷使により私のpodX3が壊れてしまいました。

フットスイッチが誤作動するようになってしまったのです。

既にpod x3で理想の音が手に入っていた私はまたx3の購入を考えましたが、ちょうどその頃はpodHD500Xが発売された直後でした。

どうせ買うなら最新機種の方が・・そう思いました。

ただ、HDシリーズはモデリング数が減ったり、音質面でも改悪という悪い噂しか聞いていませんでした。

ただフットスイッチの視認性や機能性(x3はほぼ固定だったが500Xは色々アサインできる)で購入に踏み切りました。

PODHD500X+真空管パワーアンプ+キャビ+G Major

 500Xが届くや否や期待に胸を膨らましてセットアップし、いざJCM-800のモデリングで音を出しますが・・

なんでしょう・・全然似てませんし、クソみたいな音が出ます。

たぶんこのモデリングがダメだったんだろう!と気を取り直し他のモデリングをトライするも・・・

どれも気持ちのいい音が出ないのです。

これX3よりもひでーんじゃねーか・・正直そう思いました。

色々考え、私は一ヶ月で500Xを売却することにしました。

 

期待が大きすぎたのもあって、なんだか疲れてしまい、podX3liveを買い直す気も起きず、私はこの手のデジタル系機材から一旦手を引くことにしました。

やっぱ実機+コンパクトがシンプルで音質最高なんじゃね?という思考になりました。

プリアンプ、パワー・アンプ、ラック、キャビ・・これらをスタジオに搬入することも正直だるいですしね・・・。

実機アンプ+コンパクト

そこからは私は実機派に転向しました。

歪みはマーシャル系があればアンプで作り、ブースターにXotic AC Booster、空間系はtc electronic flashback x4を使用しました。

ジャズコしかない場合はsuhrのriotを使用しました。

riotはジャズコをロックーメタルアンプに買える魔法のペダルで重宝しました。

 

 

 

正直このセットアップでも十分音作りはできますし、シンプルゆえに楽です。

また家ではYAMAHA THR-5を使用することにしました。

 このアンプも小型ですがとてもいい音がして家練レベルでは全然問題ない音質です。

 

このようにアナログ系の機材に戻して思ったのは楽かつ音がいいということです。

もちろん凝った設定はできませんが、実機の音はとても素直で耳に馴染みますし、全てのパラメーターが物理的にツマミでいじれます。

今まで様々な機材を買ってAxeを超えろ!とがんばってきましたが、本当に無駄だったな・・

そう思えてきました。

 

そうこうしているうちに私も結婚して、子供が生まれバンド活動から遠ざかるようになりました。

もはや機材のことなどどうでもよく、ギターすらホコリをかぶるようになりました。

 

そんな状況が3年ほど続いたある日、私は子供と郊外にある広大な公園を散歩しました。

この公園には様々な催しができるステージがあり、そこで大学生がライブを行っていました。

やっていたのはShakalabitsやlove psychedelicoなど私が青春時代に聞いたりコピーしたバンドの曲でとても熱い思いになりました。

学生時代私は女子ボーカルバンドを組んでいたのです。

ありがちですが私はそのボーカルに恋心を抱いていたのですが、最終的にはベースにとられ、バンド自体も崩壊するという酸っぱい思い出があります。 

 

そんな思い出が頭をよぎり、久々にバンドやりてぇ・・!ギター弾きたい・・!という思いになりました。

 

この話をかつてのバンドメンバーにしたところ「実は俺も・・」という話になり、再結成することになりました。

基本はコピーバンドですが、昔と違いポップからメタルまで色々な曲をやりたいということになりました。

そうなると実機+コンパクトでは演奏中にタップダンスになってしまいます。

機材探し再び

やはりマルチをベースとしたシステムが欲しくなります。

早速私は調査を行いました。

私がマルチを捨てて数年経っていたので、自分が知らない様々な機材が台頭していました。

目星を付けたのはhelix kemper Axeの3機種です。

きっと多くのギタリストが迷う選択肢ですよねw

例にもれず私も相当迷いました。

 

私の場合g major2という空間系のラックがあるので最も重視するのはプリアンプ、すなわちモデリングアンプの再現度です。

そうなってくるとkemperが最有力候補ということになります。

しかしながら、kemperはあくまでアンプのある瞬間の完全コピーになります。

つまり、そこからtreble, middle, bass等EQをいじっても実機と同じ挙動ではなく不自然なトーンになります。

よって自分が出したい音でセッティングしたリグを探さなくてはならないということになります。

これは面倒ですし、音色を作り込みたい自分にとってはストレス以外の何ものでもありません。

 

というわけでkemperは初期の段階で落とすこととしました。

そうなるとモデリング系であるhelixかaxeということになります。

helixもずいぶんaxeに寄せてきているようでルーティングの自由度は高く、モデリング数はaxeに譲るものの操作性はaxe以上に良さそうで、かなり好印象です。

そこで試奏で甲乙つけることにしました。

 

まずはhelixです。

モデリングはいつものJCM-800です。

さあ、いざ試奏!

 

・・・

あれっ?これどこかできいたような・・

 

そうです。

podHD500Xで聞いた音とかなり近いのです。

 

いや、厳密にいうとよくなっていると思うんですが、弾いてて気持ちよくない感じがそっくりなんです。

他のモデリングもそうですがとにかく気持ちよくないです。

真空管アンプの「美味しい」成分が感じられませんでした。

実機を普通のコーラとするならhelixはダイエットコーラと言ったところです。

気に入ったら即購入しようと思っていましたが、全くその気は起きませんでした。

 

 

やっぱデジタルモノは技術が進化しても俺には合わないのだろうか・・?

一抹の不安がよぎりました。

というかpodX3liveを買いなおそうかなとすら思えてきました。

 

もしAxeを試奏してダメならコンパクト+スイッチャーにしようと決意し、別の店舗に試奏に行きました。

折しもAxe FXⅢが発売されたタイミングでしたが、私の狙いはFXⅡの最終版XL+でした。

やはりライブやスタジオへの輸送性を考えると3Uはあり得ませんでした。

 

XL+は試奏できる最後のタイミングでした。

ここでは店員さんに促されplexiのモデリングから弾いて行きますが・・

 

素晴らしい・・

もちろん本物に似ているというのはあるのですが、そんなことよりも重要なのが弾いていて気持ちいいということです。

 

ピッキングに対する追従性や倍音の出方などギタリストが気持ちいいと感じる音になっています。

冗談でなく試奏5分で購入を決定しました。

店員さんにそのことを伝えるとちょっと驚きながらも「ぶっちゃけそういうお客様が多いですよ。」とのことでした。

私が購入したのは中古ではあるものの程度極上品でした。Ⅲも出たタイミングだったためお値引きも入っていい買い物ができました。

 

そんなこんなで私はAxeをメイン機材にして心底充実したギターライフを送れています。

高い機材なので誰にでも進められるようなものではありませんが、下手に色々な機材に手を出すよりAxeで作り込んだ方がコスパがよく、時間の節約にもなるため、ぜひ多くのギタリストにこの素晴らしさを伝えたいと思っています。

そこで本ブログでは私なりの使い方や周辺機器とのリンク方法を伝えていきたいと思います。

ぜひご覧ください。

機材選びで迷われている方の参考になればこれ以上の幸せはありません。

 

 

www.kabebashiri.com